些細なことでイライラして怒りが爆発しそうになる心の問題が「サヨナラ・モンスター」で解消された理由
些細なことでイライラして、怒りが爆発しそうになり、酷い時は暴力事件を起こしてしまうのではと思うほどでした。そんな心の問題が解消された理由を書きたいと思います。同じような心の問題を抱えていて解消したいと思っている人の役に立てれば嬉しく思います。
結論から言うと
「サヨナラモンスター」という教材の方法によってです。
心の問題を書き出し、一つずつ向き合っていくうちに、その問題が起こった時に、自分がどれだけ傷ついたのかなど、私自身が忘れていたことを思い出させてくれました。
上記の引用に書いてあるように「自分がどれだけ傷ついていたのか」、これを徹底して「知る必要がある」のです。「サヨナラモンスター」で書き出していくと、それが少しずつ分かってきます。傷ついているのにその傷に気づいていないから防衛のために怒りが出ていました。それが自分でわからないから頻繁に怒りが出ていたのです。自分のことを徹底して知ったら怒りが出にくくなっていきました。
それだけじゃありません。サヨナラモンスターの中に書いてある「複合的な方法」が働いて、それによって心の奥にある怒りを生み出すモンスターが小さくなったからです。
※「複合的な方法」じゃないと変われない
些細なことでイライラして怒りが爆発しそうになる心の問題は、簡単に「これ１つでよくなる」なんてものはありません。「すでに溜まりに溜まった鬱憤がある」のです。これを開放しないことには解消などあり得ません。
トラウマがあるのに全く気づいていない人も些細なことで怒りが爆発します。
「心のケア 各論：文部科学省」の、「外傷（トラウマ）への心理的反応」の「激しい怒り」に、「”暴力を振るう。他者を傷つけたり、物を壊す。”」が書かれています。加害者も自分がトラウマを抱えていることに気づくことが大切です。あなたも１人の人間として傷ついています。
どんな人も、加害者でもあるし、被害者でもあるのです。それが人間です。
攻撃されているのに、それを明確に出来ていない・・・
怒りが出て当然です。抑えきれなくなって当然です。
些細なことでイライラして怒りが爆発しそうになる心の問題を解消するには、自分と向き合う必要があります。そして自分の弱っている部分を特定し、鍛えなければいけません。それをしないと、いつまでも不利になります。
怒りは防衛の感情でもあります。防衛しなければいけないことに気づいていないのかもしれません。
自己理解、深めて下さい。これが最も大切なことの１つです。
